知多四国八十八ヶ所を歩いてきました。
2014.03.08 Saturday
こんにちは!いっぽ一歩堂の店主、佐々木です。
3月1日〜3日に日本三大新四国霊場の一つ「知多四国八十八ヶ所」の歩き遍路を実施いたしました。
2年ほど前に小豆島八十八ヶ所を結願したあと、「知多四国」「篠栗八十八ヶ所」にも行ってみたいと強く思うようになり、ついに実現しました。
今回は総勢9名でのお参りとなりました。
大阪から車で2時間半走り、第1番札所:曹源寺に到着。
ここから巡礼のスタートです。
同じ「日本三大新四国霊場」の小豆島八十八ヶ所と比べ、一つ一つのお寺が立派です。
正面が本堂
知多四国の大きな特徴としては、こんなに立派な本堂があるのに、お参りは本堂ではご本尊様の御真言をお唱えする程度で、大師堂がメインということです。(両方、しっかりお参りされる方ももちろんいらっしゃいます)
実際に、本堂の扉は閉じられている札所もあり、本堂周りにはローソク、線香をお供えできないようになっているのが大半で、納め札を入れる箱もありません。(賽銭箱はあります)
こちらが大師堂。
知多四国八十八ヶ所は、大師堂を「弘法堂(こうぼうどう)」と呼ぶのです。
こちらでしっかりお勤めをするという形になります。
そしてお勤めを終え、第1番の納経所で知多四国の「納経帳」「歩き遍路の地図」を購入します。
実は、いっぽ一歩堂として、この知多四国八十八ヶ所の納経帳や地図を取り扱えないかどうか、霊場会に問い合わせたのですが、知多四国の寺院しか仕入れることができないとのことで、現地にて購入せざるを得ないというのが現状のようです。(半田中央印刷様に連絡すれば個人の方の場合は、送ってくださるそうです)
残念ですが仕方ありません。
ネットで購入できれば、知多四国の参拝者ももっと増えると思うのですが。
それはさておき、第1番から歩き出そうとしたその時、早速地元のお遍路さんから励ましのお声をいただきました。
「頑張ってね」という言葉を掛けていただき、知多四国でもお接待があるのだなぁと感じました。
それと四国遍路との違いとしては、巡礼する人のことを「お遍路さん」ではなく、「弘法さん(こうぼうさん)」と呼ぶそうです。
知りませんでした。
第6番札所:常福寺
知多四国八十八ヶ所の各寺院には、このようなのぼり旗が多く立てられているのが印象的でした。
こののぼり旗は、数千円をお供えすると一本立てることが出来ます。(名前を入れてくれます)
知多四国では車で回られている方が多いのか、お寺までの道の曲がり角など、迷いやすい所にこの「のぼり旗」を立ててくれているので、道しるべの代わりにもなっており、非常にありがたいのです。
■チェックしておきたい納経所情報
納経代は100円と割安ですね。
3月〜9月の納経時間は、四国よりも朝晩ともに1時間長く、巡礼される方にとってはありがたいのかもしれませんね。
私たちは3月1日にちょうどお参りしましたので、ちょうどその切り替え直後でした。
こういうこともありますのでご注意ください。
この場合、自分で朱印のハンコを押すことになります。
歩き遍路の道中、半田市乙川地区で山車(だし)が練り歩いている所に遭遇しました。
これは、「乙川(おっかわ)祭り」と呼ばれる祭りで、毎年3月の第3日曜日に行われるのですが、その予行演習をしているとのことでした。
一度、本番を見てみたいですね。
あと、すべての札所をご案内することはできないので、印象に残った札所をご紹介します。
第23番札所 蓮花院
知多の納経所では、黙々と朱印を押される方が多いのですが、こちらの納経所の方は非常にフレンドリーでした。やはり何かしら札所の方とコミュニケーションが出来るのはいいですね。
番外札所 時志観音 影現寺
観音様も素晴らしく、お寺も立派でした。
今回は第26番札所 弥勒寺で打ち止めとなりましたが、天気も良いので、最後に「上陸大師」をお参りしました。
この「聖崎上陸大師」は、知多四国霊場の代名詞とも言うべき存在で、知多四国のポスターや旅行会社のパンフレットなどによく登場します。
普段は、海上の岩の上に佇んでおられますが、潮が引くと、近くまで歩いていけるそうです。
ふと東へ目を向けると、なんと富士山が見えました!
わかります?
ということで、3日間無事歩きとおすことができました。
知多四国の新たな魅力を知ることが出来、非常に有意義なお参りでした。
次回は5月30日(金)〜6月1日(日)の3日間です。
第2回は、篠島、日間賀島へ船で渡るという、本四国、小豆島霊場などには無いお参りとなります。非常に楽しみです。
ぜひ、皆さんも一度知多四国へお参りなさってくださいね。
3月1日〜3日に日本三大新四国霊場の一つ「知多四国八十八ヶ所」の歩き遍路を実施いたしました。
2年ほど前に小豆島八十八ヶ所を結願したあと、「知多四国」「篠栗八十八ヶ所」にも行ってみたいと強く思うようになり、ついに実現しました。
今回は総勢9名でのお参りとなりました。
大阪から車で2時間半走り、第1番札所:曹源寺に到着。
ここから巡礼のスタートです。
同じ「日本三大新四国霊場」の小豆島八十八ヶ所と比べ、一つ一つのお寺が立派です。
正面が本堂
知多四国の大きな特徴としては、こんなに立派な本堂があるのに、お参りは本堂ではご本尊様の御真言をお唱えする程度で、大師堂がメインということです。(両方、しっかりお参りされる方ももちろんいらっしゃいます)
実際に、本堂の扉は閉じられている札所もあり、本堂周りにはローソク、線香をお供えできないようになっているのが大半で、納め札を入れる箱もありません。(賽銭箱はあります)
こちらが大師堂。
知多四国八十八ヶ所は、大師堂を「弘法堂(こうぼうどう)」と呼ぶのです。
こちらでしっかりお勤めをするという形になります。
そしてお勤めを終え、第1番の納経所で知多四国の「納経帳」「歩き遍路の地図」を購入します。
実は、いっぽ一歩堂として、この知多四国八十八ヶ所の納経帳や地図を取り扱えないかどうか、霊場会に問い合わせたのですが、知多四国の寺院しか仕入れることができないとのことで、現地にて購入せざるを得ないというのが現状のようです。(半田中央印刷様に連絡すれば個人の方の場合は、送ってくださるそうです)
残念ですが仕方ありません。
ネットで購入できれば、知多四国の参拝者ももっと増えると思うのですが。
それはさておき、第1番から歩き出そうとしたその時、早速地元のお遍路さんから励ましのお声をいただきました。
「頑張ってね」という言葉を掛けていただき、知多四国でもお接待があるのだなぁと感じました。
それと四国遍路との違いとしては、巡礼する人のことを「お遍路さん」ではなく、「弘法さん(こうぼうさん)」と呼ぶそうです。
知りませんでした。
第6番札所:常福寺
知多四国八十八ヶ所の各寺院には、このようなのぼり旗が多く立てられているのが印象的でした。
こののぼり旗は、数千円をお供えすると一本立てることが出来ます。(名前を入れてくれます)
知多四国では車で回られている方が多いのか、お寺までの道の曲がり角など、迷いやすい所にこの「のぼり旗」を立ててくれているので、道しるべの代わりにもなっており、非常にありがたいのです。
■チェックしておきたい納経所情報
納経代は100円と割安ですね。
3月〜9月の納経時間は、四国よりも朝晩ともに1時間長く、巡礼される方にとってはありがたいのかもしれませんね。
私たちは3月1日にちょうどお参りしましたので、ちょうどその切り替え直後でした。
こういうこともありますのでご注意ください。
この場合、自分で朱印のハンコを押すことになります。
歩き遍路の道中、半田市乙川地区で山車(だし)が練り歩いている所に遭遇しました。
これは、「乙川(おっかわ)祭り」と呼ばれる祭りで、毎年3月の第3日曜日に行われるのですが、その予行演習をしているとのことでした。
一度、本番を見てみたいですね。
あと、すべての札所をご案内することはできないので、印象に残った札所をご紹介します。
第23番札所 蓮花院
知多の納経所では、黙々と朱印を押される方が多いのですが、こちらの納経所の方は非常にフレンドリーでした。やはり何かしら札所の方とコミュニケーションが出来るのはいいですね。
番外札所 時志観音 影現寺
観音様も素晴らしく、お寺も立派でした。
今回は第26番札所 弥勒寺で打ち止めとなりましたが、天気も良いので、最後に「上陸大師」をお参りしました。
この「聖崎上陸大師」は、知多四国霊場の代名詞とも言うべき存在で、知多四国のポスターや旅行会社のパンフレットなどによく登場します。
普段は、海上の岩の上に佇んでおられますが、潮が引くと、近くまで歩いていけるそうです。
ふと東へ目を向けると、なんと富士山が見えました!
わかります?
ということで、3日間無事歩きとおすことができました。
知多四国の新たな魅力を知ることが出来、非常に有意義なお参りでした。
次回は5月30日(金)〜6月1日(日)の3日間です。
第2回は、篠島、日間賀島へ船で渡るという、本四国、小豆島霊場などには無いお参りとなります。非常に楽しみです。
ぜひ、皆さんも一度知多四国へお参りなさってくださいね。
posted by: | お四国情報 | 09:46 | comments(0) | - |